EDH 無限のエルシャ レシピ
2019年11月29日 Magic: The Gathering今年の統率者セット2019で登場した無限のエルシャ。能力は果敢と果敢を誘発させるカードに対する未来予知とデッキトップを瞬速を持つかのように唱えられると言うもの。マナコストがやや重いことを除けば能力としては多大なアドバンテージをもたらしかつジェネラル固有のコンボもあると言う理想的な伝説のクリーチャーだ。最近の初心者向け記事の流れに逆行するようだがデッキの中身は今年の統率者セットをとことん入れ替えた状態である。いわば統率者セットからスタートした時の1つの終着点かもしれない。おそらく2編に分ける前半はカード採用理由について。
コンボパーツ
1:《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
エルシャ+アーティファクトマナコスト軽減カード+独楽でインスタントタイミングでの独楽キャスト可能な未来独楽が完成。ライブラリーを引き切ってジェイスで勝つ基本コンボ。
1:《変幻の杖/Proteus Staff》
エルシャを変身させるとエルシャになる。変身暴君未満のクリーチャー0枚採用はこれでライブラリーを任意の並びにするため。ライブラリーの上に独楽コンボを置けばそのまま勝ち!エルシャが5マナ、変幻の杖が起動含めて6マナなので噛み合いは良い?トップに0マナファクトを詰めてそこから覚醒の兜→1マナファクト→逆転棒→打ち消し→ジェイス→その他スペル→土地と積むのが多分定石。実際に並べ替えると時間もかかる上その後のシャッフルがめんどくさい。
1:《思考の鞭/Thought Lash》
ジェネラルとの実質1枚コンボ。ライブラリートップをインスタントタイミングで飛ばしまくれるのでこれからジェイスと独楽で勝ち。
マナ軽減
1:《覚醒の兜/Helm of Awakening》
1:《類似の金床/Semblance Anvil 》
1:《雲の鍵/Cloud Key》
1:《不滅の太陽/The Immortal Sun》
1:《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》
フィニッシュ手段
1:《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》
生きてない研究室の偏執狂。エルシャ変幻の杖のために生まれてきた。
逆転棒
1:《劇的な逆転/Dramatic Reversal》
1 :《等時の王笏/Isochron Scepter》
お手軽無限マナの基本。トップが土地以外なら唱え放題。独楽はもちろんピュクシスや写本裁断機でゲームエンドが狙える。
1:《写本裁断機/Codex Shredder》
1:《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
1:《アーティファクト複製/Copy Artifact》
1:《屋敷の踊り/Dance of the Manse》
自らピュクシスでジェイスを飛ばしてしまった時などの保険的コンボ。写本裁断機が戦場にある状態で屋敷の踊りでコピーを2枚(コピーを戦場に残して本体でもいいが)回収すれば無限回収が成立する。あとはピュクシスでライブラリーを吹き飛ばしてあげれば勝ち。
ユーティリティーカード
1:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
0マナにのでライブラリートップからすぐにどけられる上ジェネラルキャスト後はトップからキャストするに限りブラックロータス。主に最後にジェイスをキャストできることの証明用。
1:《多用途の鍵/Manifold Key》
1:《通電式キー/Voltaic Key》
言わずと知れたユーティリティー。多用途の鍵は果敢からの21点パンチも夢ではない。
1:《伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium》
フィニッシャーにもなれるトップはがし要員。対戦相手はデッキトップを見れないまま勝手に追放されるのでコンボパーツが飛んでしまってるかもしれないという恐怖と戦い続けることになる。
1:《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》
エルシャと同居すれば宇宙。
1:《非実体化/Unsubstantiate》
正直怪しい。断絶の方が強い気がする。趣味カード。
1:《直観/Intuition》
1:《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamatio》
このセットでコンボに足りないパーツはだいたい持ってこれる。ファクトであれば屋敷の踊り+セヴィンの再利用+任意のファクトで手に入れることができる。
サーチ
1:《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1:《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1:《親身の教示者/Personal Tutor》
1:《アーティファクト変成/Transmute Artifact》
1:《作り直し/Reshape》
1:《加工/Fabricate》
1:《発明品の唸り/Whir of Invention》
1:《工匠の直感/Artificer’s Intuition》
1:《探検の地図/Expedition Map》
独楽をサーチできればだいたい勝ち。パソチューをインスタントタイミングで撃ててかつサーチしたカードも即使えるのは強み。
妨害
1:《精神的つまづき/Mental Misstep》
1:《意志の力/Force of Will》
1:《否定の力/Force of Negation》
1:《白鳥の歌/Swan Song》
コンボ時自衛。
1:《マナ吸収/Mana Drain》
マナ加速。
置物
1:《倦怠の宝珠/Torpor Orb》
1:《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
1:《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1:《血染めの月/Blood Moon》
1枚で致命的に刺さるものをチョイス。
1:《相殺/Counterbalance》
お好み枠。トップが見れるので公開するか事前に決められる。打ち消しがデッキトップにあると打ち消したくない呪文を適当に打ち消すかドローしてしまうしかないので採用は難しい。
ピン除去
1:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1:《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
1:《削剥/Abrade》
1:《水没/Submerge》
1:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1:《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1:《汚損破/Vandalblast》
主に除去したいのは檻と石のような静寂とヌルロとアウフ。特に檻はやばいのでファクト破壊は増量したい。水没は正直怪しい枠その2。
クリーチャー全体除去
1:《横揺れの地震/Rolling Earthquake》
1:《終末/Terminus》
横揺れの地震は正直怪しい枠その3。紅蓮地獄の方が軽くて必要十分かもしれない。終末は信頼できる除去。
マナ基盤
マナファクト
1:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1:《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
1:《モックス・アンバー/Mox Amber》
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》
1:《魔力の櫃/Mana Vault》
1:《金属モックス/Chrome Mox》
1:《オパールのモックス/Mox Opal》
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
1:《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
1:《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
1:《ボロスの印鑑/Boros Signet》
1:《厳かなモノリス/Grim Monolith》
1:《独創のタリスマン/Talisman of Creativity》
1:《確信のタリスマン/Talisman of Conviction》
1:《発展のタリスマン/Talisman of Progress》
1:《友なる石/Fellwar Stone》
1:《連合の秘宝/Coalition Relic》
1:《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
モダンホライゾンによる対抗色タリスマンの供給、エルドレインブロールセットによる秘儀の印鑑の登場によりマナファクトによる色マナ基盤はかなり盤石なものになった。3色ジェネラルではEDHにおいて定番とされていた2マナの無色しか出ないアンタップインファクトがほぼ排除されてしまうほどである。
土地:29
1:《平地/Plains》
4:《島/Island》
1:《真鍮の都/City of Brass》
1:《蒸気孔/Steam Vents》
1:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1:《湿地の干潟/Marsh Flats》
1:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《乾燥台地/Arid Mesa》
1:《家路/Homeward Path》
1:《火山島/Volcanic Island》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《ツンドラ/Tundra》
1:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1:《プラトー/Plateau》
1:《雲海/Sea of Clouds》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《発明博覧会/Inventors’ Fair》
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1:《マナの合流点/Mana Confluence》
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1:《ミシュラの作業場/Mishra’s Workshop》
1:《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
月を置くの基本土地気持ち多め。青のダブルシンボル以外はダブルシンボルを要求されないので色マナは青偏重。赤は月から出す。家路はジェネラル依存度が高いデッキの宿命。アカデミーの廃墟はトップに置けば即唱えられるこのデッキならではの動きがしたい。
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