踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々
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 9月の更新が今のところなかったので1ネタ。皆さん人権得てますか?私はFGOやってないです。そもそもfate自体の知識がエロシーンが1シーンくらいしかないうえにそれが百合とかなノベルゲーであることと、セイバーが沢山いることくらいしか知識がないんです。でも、そんな私にもガチャで出る何とかがないと人権がないというような噂が耳(実際はネットで目に)に入るほどはやっている様ですし、知り合いや友人にもここ最近始めたという人が数人います。このように周りの噂などによってゲームの情報が流れてくるあたり、ソーシャルネットワークゲーム(ソシャゲ)なんだなとおもいました。しかし、そもそもソシャゲの原義はWikipediaによるとソーシャルネットワーキングサイト(SNS)で提供されていたゲームであることらしいのでまあゲーム自体がソーシャルである必要はないかもしれませんが、SNS上でやるゲームはどんなものであれソーシャルなものに必然的になるでしょう。最近ではもはやその原義は失われ、スマホやパソコンで手軽にできるゲームでガチャなどの課金要素があり何らかの形で射幸心を煽ってくるくらいの意味しかないように思います。

 スマホでネットサーフィンをしていると広告が出てきてものによってはPlayStoreやAppStoreへ飛ばされるものありますよね。私もそれによってAppSotreに飛ばされました。いつもならすぐブラウザへ切り替えるところですが、このような広告に乗ってみるのも面白いのではないかと思いアプリの説明を読んでみることにしたのです。そのアプリがこれですhttp://www.projecttokyodolls.jp/。ちなみに、このアプリをやろうと思った決め手は「フィール」という単語ですね。恐らくこれを理解していただけるのは遊戯王プレイヤーでかつ5D’sの漫画を知っている方だけですね。まあ、読んでいただければ分かると思うんですがこの単語が非常にネタ度が高いのですよ。添付の画像だけなら見かけたことがある人はいるかもしれません。興味を持ったならケンサク!ケンサク!あとは声優ですね。イマドキ声優大事。

 さて、ソシャゲをただ普通に始めただけならなんということもないでしょう。今回はプレイするにあたってある縛りを設けました。それは、このアプリについてネットで検索しないということです。公式ホームページはチラ見しましたが基本アプリ上およびAppSotre上のレビューや公式説明文のみを情報源とすることにしました。ゲームをプレイするにあたって攻略方法を調べないだとかそういうことは昔ながらのゲームでは一般的なことですがソシャゲにおいてネットでのそのゲームの話題の共有ということを禁止することはゲームの存在意義の大半を失わせるのではないかと思いました。結果として、私はこの場でネタにしている時点でソシャゲにはその話題を共有させる強い力があるということです。

 プロジェクト東京ドールズのゲームの中身としては一般的なソシャゲでしょう。ガチャでカードが排出されてそのキャラで戦う。現時点では対人要素はないのでソーシャル要素は薄いです。ネットの情報を断つとまず何が強いのかわかりません。なのでガチャで最高レアリティが強そうなことは予想できますがその最高レアリティも何種類かあるのでどれが最強なのかは使って判断するしかありません。また、3人のパーティーを組んで戦いカードそれぞれに固有のスキルなどがあるため最善のパーティを組むことが要求されますがやはりガチャのどのカードとどのカードを組み合わせれば強くなるのかは自身で検証せざるを得ません。当然そのようなことは面倒くさいので普通はしません。したがってネット上の最強議論が伝わって来ないとガチャを回して最強編成を組まねばという同調圧力が感じられないです。この時点で課金する原動力はほぼなくなるのではないでしょうか。自身ソシャゲに課金をしたことがないので自分はサンプルとしてはよくないかもしれませんが。あと残るとしたら好きなキャラの肌色カードを手に入れたいということでしょうか。これは自己満足要素なのでソーシャルに関わらず 所有欲なので課金の強い原動力となるでしょう。しかし、仮に欲しいカードが手に入ったとしても人は自慢できなければ満足できないのです。手に入れたその瞬間はその事実のみで満足できますが少し経てば自慢したい!見せびらかしたい!と思うものです。なぜならソシャゲはそもそもそういった欲求に付け込んだ商売だからです。しかし、私は天邪鬼のひねくれものなのでソーシャルから隔絶された状態で適当に引いたカードで自己ベストに挑戦することで満足感を得ることにしました。個人的には検証と実験が大好きなので。N%アップの効果や大ダメージ、超ダメージなどのダメージ計算を調べるだけで非常に楽しいです。したがって個人の結論としてはソシャゲはソーシャルも課金もしなくても変態かクソ理系オタクなら楽しめるということです。

 ソシャゲの課金、インフレにお悩みの皆様は一度理系オタクになりゲーム上のステータスや数字を見てニヤニヤする楽しみを覚えるかまたは女の子のCGまたは声優のボイスだけでまたは両方で気持ちよくなれる変態になることをおすすめいたします。ソシャゲのガチャは基本的に目標の収益を得るために期待値から逆算して通常決定されていると考えて良いでしょう。別にあなたに特定のカードを引いてもらわなくてもある一定数に所定の金額を課金してもらい満足感を得てもらえればいいのです。まあ、何事にも例外はあるのでごく少数の廃課金者のみによって支えられているゲームもいくつもあるのでそのような廃課金者の方々はコンテンツを財力でコントロールする楽しみをエンジョイしましょう。

 因みにこのプロジェクト東京ドールズ設定がかなり好みなのでたぶんしばらくは続けると思います。設定はハリウッド版攻殻機動隊に近いですがARISEに近いかもしれん。脚本には期待していますが期待を裏切らないのを望むばかりです。では、ダイレクトマーケティングは以上で。みんなも遊戯王読もう!

http://keisan.casio.jp/exec/user/1491105652
How do you play?
How do you play?
How do you play?
一部の界隈ではTo Heart20周年という話題で賑わっているようですが、初夏に似合わない暑い日が続く今日この頃今年もはや半年が過ぎようとしています。風薫る新緑の中、紳士皆様のますますのご健勝をお祈りいたします。
 
ということで皆様いわゆる「恋愛アドベンチャーゲーム」楽しんでいらっしゃいますか?以下恋愛アドベンチャーゲームについてWikipediaより抜粋。
 
『同級生』や『ときめきメモリアル』等の初期の恋愛ゲームは、偶発的要素や育成要素などが盛り込まれ「恋愛シミュレーションゲーム」とも呼ばれていた。一方、『To Heart』以降、よりストーリー重視の恋愛ゲームが増え「恋愛アドベンチャーゲーム」と呼ばれるようになった(恋愛シミュレーションゲームと恋愛アドベンチャーゲームを混同している者もいる)。大半の恋愛ゲームはこの2つの内のどちらかに分類されるが、他にも「恋愛RPG」や「恋愛アクションゲーム」といったタイプも存在する。また、学校(大学を除く)の恋愛ゲームというのはほとんどが高校を舞台にしている。

 
個人的にこういったいわゆる紙芝居ゲームはあまりやりません。その理由の一つに紙芝居の性質上表示させる文字が常にボイスのネタバレになることです。絵を見て字を読んで、アレ?コエガオクレテキコエテクルヨ。要するに字を読んだあとボイスが終わるまでの間がせっかちな性格と合わないんですね。じゃあボイス終わるまえに普通にクリックなりで進めばいいじゃんと思われるかもしれませんがそんなことをしたら大半のADVゲームをプレイする意義を消し去ってしまいます。ですがその例にもれて来たる‪5/26‬にNEKO WORKs (c) より発売予定の『ネコぱらVol.3』(http://nekopara.com/main.html)は予約注文しております。このゲームとにかく原画・イラストレーターのさよりさんの絵がいい!現在はVol.3まで出ることとなったこの作品ですが私が買うことの発端になったのはそもそもいわゆる絵師買いというものです。Rob Alexanderの描く土地、Steve Argyleの描く天使、さよりの描くネコです。
 
そんな素敵なイラストやおもしろいストーリーが売りのネコぱらシリーズですが、私のプレイスタイルは一服変わっていると自負しています。ネコぱらは基本的に主人公以外はフルボイスになっています。そして、このゲームなんと生みの親,さよりさんが中国人だからなのかなんと字幕は日本語、英語、中国語の3言語が選べるのです。そして字幕には主に海外のオタクの日本語勉強向けと思われる2言語表示機能が付いてるのです。ですがこの機能日本のオタクにも嬉しいのです。字幕を早く読み終わってしまってつまらないのなら字幕を2倍にすればいいじゃない。そう私は基本的にネコぱらの設定を変更してUIの言語を日本語、字幕は英語と中国語(おそらく繁体字?)表示にしてプレイしています。運良く私はアメリカ合衆国に3年間在住していたとこがあり英語を読むのには苦労しません。一方中国語はさっぱりです。餃子炒飯麻婆豆腐。ネコぱらはフルボイスなので耳からは日本語、目にはイラスト,英語,中国語と膨大な情報が飛び込んで来ます。これによってボイスが終わるまでに手持ちぶたさんになることはありません。これは非常に画期的な手段です。耳から入ってくる日本語はまずそれを聞きながら同時通訳をします.そして翻訳をしながら字幕の英語と照らし合わせます.そして自分の訳と比較して,うんうん頷いたり,ほーと感心したりします.ネコぱらはそのタイトル通りネコ関連なのですが英語のネコ関連のイディオムなどがところどころ使われていてそれが非常に勉強になりますね.”cat got one’s tongue,” 「ネコに舌を取られたの?」つまりなんで黙っているの?という意味のイディオムらしいですがこういった言い回しは知りませんでしたね.猫や犬が降ったりするくらいしかないと思っていました.
 
意訳度は全体的にかなり高く翻訳のレベルはかなり高いと思います.暗くて軽い天使みたな誤訳はVol. 0-3を通して片手で数えるほどあるかないかくらいでしょう.翻訳の際非常に困る表現は口語のいわゆるスラングや造語でしょう.ネコぱら専門用語で恋人をもじって恋ネコという単語が出てくるのですがこれを英語に訳すとしたら皆さんはどうしますか? Cat lover? それじゃあただのネコ好きですよね.作中ではこれをcatpanion と訳します.コンパニオン+ネコで恋ネコの訳にあてるとは.このcatpanionという単語自体はネコぱら以前から存在はしていたようです.まあ日本語の恋ネコという単語自体も作中のような用法ではなくとも存在はしていたことは想像に難くないですし.
 
翻訳作業自体はクレジットを見る限り海外の翻訳同人サークルさんなどに依頼しているようですがそのレベルの高さに驚きますね.おそらくこういった日本の作品の翻訳を数多く行っているためそういった業界的な翻訳はお手の物なのでしょう.しかし,造語や日本語特有のギャグなどを上手くローカライズ化したり新規のローカライズギャグなども追加されたりしていて非常に完成度の高い英語字幕ですがやはり言語の壁は大きいです.その最たるものが擬音語,擬態語になります.このゲーム一応メインはR-18作品です.そういったシーンに擬音語,擬態語はつきものです.え!,R-18だったのと驚きのあなた.安心してくださいSteamに全年齢版がありますのでそちらをお楽しみください.Steamは基本的に18禁の表現がある作品は販売ができません.そのためSteam版は一部カットされ全年齢版になっています.類にもれず追加パッチは販売されおりそちらでR-18化することは可能です.

閑話休題

日本語には非常に擬態語,擬音語が多いです.なんせドーナツが飛ぶ音まで日本語にはあるほどですからね.ドラゴンボール,NARUTO,ワンピース,こういったマンガは海外でも人気があり各言語に翻訳されて販売されていますがやはりマンガの効果音を訳すという問題は解決できていないように思えます.

中国語の文章の楽しみ方は簡単です.字面の勢いを楽しむ。それにつきます。日本人であれば多少の漢字がわかるのでそこから日本語を参考に巧克力がショコラなんだなぁ〜と、フィーリングでいくのです。巧克己って力強過ぎません?愚地克巳亜種かなんかですかね?マッハ突きしてきそうです。中国語は特に18禁シーンで非常に笑いを誘って来ます。エセ中国語がおもしろいあの原理ですね。まあエセ中国語じゃなくて中国語なんですけど。

例えば3枚目の写真ですね。これはvol.2の18禁シーン直前です。直前なんで大丈夫だと思います。最下段のショコラのセリフは日本語だとご主人さまーショコラのこのムラムラがわかりますかにゃ〜?みたいなことを言ってるようです。英語の方はこれをhow turned on I amとうまく訳してますね。しかし、ムラムラという擬態語を逐語的にはやはりうまく訳すことができませんね。そして、中国語ですね。なんちゃら巧克己到底有多欲求不満了なんちゃら。いや、ストレートすぎませんかね。そんなに欲求不満なんですか?到底有多なんですか?ムラムラというよりハアハアしてません?まあしょせんけものフレンズですからね人の言葉を解さんだろう。

とてもインターナショナルなネコぱらですが、アニメOVA化も決定しております。http://nekoparaova.com/
Kickstaterにてクラウドファンディングを行い見事日本円で約1.1億円を集め、今冬に完成する予定とのことです。

今までわざわざキャプチャを取りながらプレイしていたわけではないので具体的な画像がそれほど提示できないので今回はここまで。ではみなさん辞書を片手によいネコライフを!


追記
中国語の恋ネコはおそらく貓娘情人です。
mki

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